みお里は、只見川水系の電源開発の発展や水力発電の仕組み・再エネ活用の取組み、関連するアート作品等を展示する施設である。
　特別豪雪地帯のため、堆雪対策として地上から3mをRC造で立上げ、そこに落雪をコントロールする形状の大屋根を架けた。内部は斜めに伸びる木造軸組が大屋根を支え、その下の回廊状ホールが各展示室に繋がる一体空間となっている。構造材は県産カラ松による集成材であり県内の工場にて製作・加工した。
（設計者：みかんぐみ）