「はりゅうの箱」は初めての縦ログ構法による住宅。150角の6mのスギ柱をつなぎ合わせて縦ログ構法パネルをつくる。ローテクによりできる構法とすることで、地域材をつかい、地域の人つくる地域循環を志向している。深い地域に立地している住宅であるが、南側に大開口を設けて日光を取り入れ、暖炉の熱を基礎下に循環させたりと、温熱環境に関する工夫をしている。雪国でも開放感を感じる住まいとなっている。
（設計者：はりゅうウッドスタジオ）